明日から使える実践的心理学。人の心がわかる「四魂の窓」とは
こんにちは!IT女子のちーさんです。
今日は、ITとは関係ないですが、最近、人の個性の診断ができる面白い理論を見つけたので、紹介したいと思います。
性格診断といえば、血液型診断や心理テストなど様々あると思います。
しかし、「そんなにしっくり来ない」「合ってるところもあるけど、合っていないところもある」「当たり障りのないことが書いてある」
そんな感想を持ったことはないでしょうか?
「A型だから、几帳面」と言われても、「そんなの人によるでしょ!」と思う方もいると思います。
今回紹介する「四魂の窓」という理論は、上記のような診断とは違い、人の個性についてより本質的に矛盾なく説明できています。
四魂の窓を使って性格診断をすることで、自分がどんな人間か理解できます。
さらに、四魂の窓のすごいところは、相手の目を見るだけで相手の心も分かる(訓練が必要ですが)ということです。
この記事を読めば、自分の性格や強み、そして目の前の相手がどんな性格で何を考えているのかがもう少しはっきり分かってくるはずです。
※この記事の内容は、「人の心が手に取るように見えてくる(出口光著)」に基づいています。
目次
四魂の窓の概要
「四魂」とは、その名の通り4つの魂のことです。
聖徳太子の時代から日本にあった「一霊四魂」という考え方がベースです。
一霊四魂とは、人の心は、4つの魂(エネルギー)から成り立ちそれらを1つの霊がコントロールしているという考え方です。
人は4種類全ての魂を持っていますが、それぞれの魂の強さは、人によって異なり、その違いが性格を形成しているということです。
若干、宗教チックに聞こえるかもしれませんが、宗教ではなく、心理学です。
心を見分ける方法
自分はどの魂が強いのかを探るには、たった2つの質問をするだけでOKです。
Q1 あなたは、情熱的ですか?冷静ですか?
Q2 あなたは、合理的ですか?情緒的ですか?
合理的は物事を自分の意思で決められる、情緒的は人に流されやすいイメージです。
どっちもどっちという人もいると思いますが、その場合「どちらかというと」でOKです。
診断結果
情熱的かつ合理的=行動本位の「勇」
勇は、目標達成のためにガンガン行動する人です。
長所:皆を引っ張れる、行動力がある、
短所:単純、説明しない、人の話を聞かない
目の特徴:力強い目、つり上がった眉
冷静かつ情緒的=調和本位の「親」
親は、みんなのことを考え調和を願う人です。
長所:気配り上手、優しい、空気が読める
短所:掴みどころがない、気を遣いすぎ
目の特徴:とろーんとした眠たそうな目
情熱的かつ情緒的=愛情本位の「愛」
愛は、情緒豊かで目の前の人を大切にする人です。
長所:感情豊か、思いやりがある
短所:傷つきやすい、好き嫌いが激しい
目の特徴:クリクリした感じの目
冷静かつ合理的=興味本位の「智」
智は、分析好きで物事の真理や興味を探求したい人です。
長所:好奇心旺盛、センスがある、マイペース
短所:冷たい印象、考えてばかりで行動しない
目の特徴:シャープな目
いかがでしたでしょうか?
どれか一つに当てはまるというひともいれば、2つ当てはあまりそうという人もいると思います。
ちなみに、私は「智」が一番強く、その次に「勇」が強いと思っています。
イメージ的には、智:勇:親:愛=60:25:10:5という感じだと思います。
このブログをよく読んでいる人や私の周りにいる人は、「たしかに」と思われたかもしれません(笑)。
先ほど、相手の目を見るだけで、相手の性格がわかると言ったのは、それぞれの魂ごとに目の特徴があるからです。
一概には言えませんが、「目は口ほどにものを言う」とも言いますしね。
相手の目と言動を少し見ると、目の前の相手はどの魂が強いかがなんとなーく分かります。
四魂の窓を学ぶメリット
今お話ししたのは、ほんの触りですが、これを深く学ぶことでどんなメリットが得られるのでしょうか。
自分のことがよくわかる
「自分がどんな人間なのかよく分からない」と言う方もいると思います。
しかし、四魂の窓を通じて、どの魂が強いのかを認識しておけば、普段の生活で、自分の言動に注目し、強みや弱みがはっきりしてきます。
例えば、「自分は智が強いから今こう言う発言をしたのか」だったり、「さっきの行動は勇っぽかったな」と言った具合です。
自分の言動を客観的に見ることができるため、自分自身の理解が深まるはずです。
価値観が違う相手を受け入れられる
四魂の窓における斜めの関係(「勇」と「親」、「愛」と「智」)は、価値観が真逆なため、意見が対立しがちです。
四魂を知らないでいると、相手に対し「なんで分かってくれないんだ」とイライラしてしまいます。
しかし、四魂を理解していると、「この人は、勇だからこういう価値観を持っていて、だから今こんなことを言っているんだな」というように、相手と自分はそもそも違うのだということを理解できます。
意見の合わない相手を単に「気の合わない人、嫌いな人」と捉えるのではなく、どうしたら分かってもらえるかを考えられるようになります。
相手の魂に合わせた言動ができるようになる
相手の目を見て、その人がどの魂が強いのかを判別できるようになると、相手の魂が喜ぶ行動を意識的にすることができます。
勇親愛智それぞれが喜ぶ接し方や言葉のかけ方は、それぞれ違います。
その魂に合わせて、自分の言動を変えていくことで、誰にとっても心地よい人になることができます。
仕事の場面であれば、それぞれの魂に合わせて、説明の仕方や報告の仕方を変えていくことで、より円滑に仕事が進みます。
四魂は、血液型占いのように固定ではなく、変化し成長することが前提です。
従って、必ずしも自分の現在の魂の通り振舞う必要はなく、今の自分にはない魂の行動をとってみてその魂を鍛えていくということも全然ありなのです。
四魂は、個人的にものすごく面白い人の見分け方だなと思いました。
2つの質問で診断するというシンプルな方法にも関わらず、かなり正確に人の個性を認識できる点ですごいと思います。
もっと深く知りたい人は、ぜひ本を読んでみてください。
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それでは!